みなし相続財産とは

■みなし相続財産とは

「みなし相続財産」とは、亡くなった人の固有の財産ではありませんが、人が死亡することにより相続人等が財産を取得する場合があります。
人が死亡することにより相続人等が財産を取得するということは経済的に見ると相続または遺贈により財産を取得したことと変わりがありません。
そこでこのような財産を取得した人は、その財産を相続または遺贈により取得したものとみなされます。

■相続財産とみなされる財産

1.死亡保険金

人が死亡することにより支払われる生命保険金・生命共済金は、その保険金・共済金を   受け取った者が死亡した人から相続または遺贈により取得したものとみなされます。

2.死亡退職金

人が死亡することにより本来死亡した人に支払われるべきであった退職金が相続人等に支払われた場合、退職金を受け取った者が死亡した人から相続または遺贈により退職金を取得したものとみなされます。

3.生命保険金または定期金の権利

保険事故や定期金の支払事由が発生していない契約の権利を取得した者は、一定の金額を被相続人から相続又は贈与により権利を取得したものとみなされます。

4.定期金または一時金

人の死亡により定期金の権利を取得した者または定期金に代わる一時金を取得した者はその定期金又は一時金を相続又は遺贈により取得したものとみなされます。

5.信託受益権

遺言により死亡した人から信託の受益権を取得した者はその受益権を相続または遺贈により取得したものとみなされます。

6.財産の低額譲渡

遺言によりより被相続人から時価よりも著しく低い価格で財産の譲渡を受けた者は、その財産の譲渡価格と時価との差額について被相続人から遺贈されたものとみなされます。

7.債務の免除

遺言により債務の免除を受けた者は、その免除を受けた金額に相当する金額を相続から遺贈されたものとみなされます。

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